Videography & Motion Design

Vancouver Ondo

Project Overview

Vancouver Ondoは、毎年4月にバンデューセン植物園で行われるSakura Days Festivalで踊りを披露するグループです。2025年は、初日の最後のイベントに登場し、植物園中心部にある舞台から入り口まで、イベントに来た参加者の他に、当日イベントで出し物に参加した他のグループと一緒に踊りをしました。

Vancouver Ondoでは、ビデオ撮影、また編集をする人が特にいなかったこともあり、そうしたことができる人を探していました。私はカレッジで、Premiere Pro、After Effectsを勉強していたこともあり、編集に関することができると伝え、その役割を任せられることになり、また、ポートフォリオへの掲載の許可もいただきました。

Problem Statement

動画は、Vancouver OndoのInstagramのアカウントにアップロードされることになっていました。そのため、ビデオは長くても1分以内にする必要がありました。また、Sakura Days Festivalのイベントが行われる前、また行われた後の双方にてビデオをアップロードする必要がありました。

Festivalが行われる前と行われた後とでは、ビデオを流す目的が異なります。Festivalが行われる前であれば、出展することに対しての宣伝になります。少しでも多くの人に参加してもらうためには、どれだけ楽しそうなイベントなのか、取り組みなのか、ということをアピールする必要があります。

一方、イベント後であれば、どのようなイベントだったのか、どれだけ楽しかったイベントだったのか、という楽しかった記憶を伝えることや癒しを伝えることが目的になります。この違いを明確にするには、何のためにビデオを撮っているのか、また、どのようなことを知って欲しいのか、または伝えたいのか、ということを意識して動画を撮り、編集する必要がありました(なお、イベント前に使った動画は前年度のOndoの動画を使用しました。これは主催者から頂いた動画になります)。

My Role

まず、この案件で使ったツールは、Photoshop、Illustrator、Premiere Pro、After Effectsです。

私の担当は写真撮影、ビデオ撮影と編集です。写真やビデオで撮ったコンテンツをPremiere Proで編集し、また、After Effectsでアニメーションを施しました。また、動画の初めに魅せるスクリーンショットを作るため、Photoshopを使って、静止画を切り抜き、切り抜いた内容をPhotoshopで編集しました。最後に、Vancouver Ondoに、イメージと合うロゴを作った方がいいと考え、そのためのツールとしてIllustratorを使いました。

Concept & Creative Direction

Vancouver Ondoのビデオは、イベント前とイベント後の様子の2種類を作ってほしいと言われました。イベント前のビデオについては、前年度の動画をいただいたので、その時のものを使いました。ビデオを作るにあたり、イベント前とイベント後で共通していることと異なることがあることに気づきました。

共通のテーマ:祝祭の喜び

どちらも、お祭りのため、楽しいイベントであることは間違いありません。ですので、見ていて楽しい雰囲気を出すことが大事だと考えました。

フェーズごとの役割

まずイベント前は、お祭りに参加してもらう点で、広告という目的があります。ですので、いつ・どこでやるのか、ということ、また、どういうお祭りなのか、という雰囲気を動画を通じて、感じ取ってもらう必要があります。

一方、イベント後は、楽しいイベントということに重きを置く必要があります。その点をベースに、参加してくださった人に対して感謝の気持ちを忘れずに伝えることが大切だと考え、そうしたメッセージをビデオに含めました。

Process

イベント前とイベント後では、目的が違うため、ただビデオを撮影するだけでなく、目的に合ったものを作ることを心掛けました。

イベント前であれば、主催者から提供された動画や写真を元に、イベント告知の目的に合ったものを選定し、作ることができました。また、写真に関しては、気に入ったものがなければ、写真素材サイトからダウンロードして使うこともできました。

一方で、イベント後のビデオに関しては、私も実際にイベントに参加したからこその臨場感が伝わることを意識づけしました。そうすることで、実際のお祭りがどのようなものだったのか、ということが伝わりやすいと考え、その点を意識しながらビデオを撮りました。

また、イベント前とイベント後の両方ともで、ビデオ編集にAdobeソフトを使う必要があるとは理解していました。動画を作成する上で不要な部分のトリミングはもちろん、ビデオを作る上でサムネイルを作るためにPhotoshopで、静止画だけで躍動感があるように見せるよう心掛けました。

Final Output

SNS用の動画として2つのビデオが採用されました。

Results & Impact

イベント前、そしてイベント後のビデオ2作を通じて、様々な声をいただきました。

まず、イベント前のビデオですが、Instagramに投稿されたビデオを見て楽しそうなイベントなので参加したくなった、という声をいただきました。その上で、いつ・どこでやるのか、ということがはっきりと書かれていたお陰で、イベントに合わせて迷うことなく参加することができた、という声もいただきました。

私が想定していた役割を動画を通じて果たすことができたのは、目的通りでしたので、その点は嬉しかったことです。また、イベント後に作成し、投稿されたビデオは、ただ楽しかっただけでなく、いい思い出として心に刻まれて癒された、という声をいただきました。

Reflection / Key Learnings

ビデオを制作する上で、気にするべきだったのは、参加者の年齢層を、もっと明確にするべきだった、ということです。

主催者から「年齢は気にしていない」という回答をいただいても、前年度の素材を元に自分なりにペルソナを描いた上で作ることができれば、もっとクオリティの高いビデオを作ることができたと思います。

一方、カレッジで勉強したPremiere Pro、そしてAfter Effectsを学外のイベントで活かすことができた点は大きな収穫でした。今回の機会を通じて、字幕の付け方や動画の見せ方を実践的にアウトプットすることができ、今後ともスキルアップを図っていきます。