概要(Project Overview)
【プロジェクトの背景と目的】
Rmmbr(リメンバー)は、日常の特別な瞬間を記録するだけでなく、家族や友人、大切な人とオンラインで共有・協力しながら思い出を育むコラボレーションプラットフォームです。
特別な時間を大切に残す / 大切な人との時間を楽しむ / オンラインでつながる
単なる写真の保存ストレージに留まらず、思い出の記録(Memories)、リアルタイムな共有(Sharing)、大切なイベントへのカウントダウン(Countdowns)、そしてグループ内でのチャット(Chat)をワンストップで実現。過去の振り返りから未来の予定の共有まで、コミュニケーションのハブとなる体験を目指しました。
Persona
Task Lists
User Flow
ブランドコンセプトと配色戦略(Brand & UI Strategy)
Brand Identity: Clear, Personal, Warm
Rmmbrのブランド基盤は**「Clear(明確)」・「Personal(個性的)」・「Warm(温かみ)」**という3つの要素で構成されています。
【チーム内での役割と成果:ロジカルな配色設計】
本プロジェクトは**デザイナー6名・デベロッパー3名の計9名**による大型チームで進行しました。その中で私は、プロダクトの視認性(Clear)と感情的な温かみ(Warm)を両立させるカラーパレットおよびアクセシビリティ方針の策定を担いました。
デザインの感覚的な良さだけでなく、「カラーコントラスト比の遵守」や「開発時のデザインシステム組み込み易さ」といった論理的根拠を提示したことで、デベロッパー陣を含むチーム全員から高い評価を受け、提案内容がそのまま実装基準として採用されました。
提供価値と主な機能(Main Features)
Rmmbrの主要4機能:Memories / Sharing / Countdowns / Chat
1. Memories & Sharing(記録と共有)
写真やメディアを時間を問わず簡単にアップロード。大切な人とのアルバムをリアルタイムで共有し、共に思い出を振り返ることができます。
2. Countdowns(未来へのカウントダウン)
旅行、誕生日、記念日などのイベントに向けたカウントダウン機能を搭載。過去の記憶だけでなく、「これから訪れる未来の楽しみ」を共有することで会話を生み出します。
3. Chat with Collaborators(協力者との会話)
共有されたアルバムやカウントダウンに直接紐づくチャット機能を統合。別途メッセージアプリを開くことなく、アプリ内でシームレスに次の計画や感想を語り合えます。
競合分析とポジショニング(Competitors)
既存のフォトストレージ(Google Photos等)や共有アプリ(Timehop等)を分析し、Rmmbrならではの独自価値を定義しました。
他社プロダクトとの機能比較マトリクス
| 機能 | Rmmbr | Google Photos | Timehop | 他社リマインダー |
|---|---|---|---|---|
| Memories(記録) | ✓ | ✓ | × | × |
| Sharing(共有) | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| Countdowns(未来予測) | ✓ | × | × | ✓ |
| Chat with Collaborators(会話) | ✓ | × | × | × |
「過去の思い出」と「未来のカウントダウン」、そしてそれを語り合う「チャット」を1つの体験として融合した点が、他社にはないRmmbr最大の競合優位性です。
振り返り・学び(Reflection & Learnings)
ロジックに基づいたデザイン提案と合意形成
多様な職種が混在する9名のチームにおいて、感覚的な見た目ではなく「ユーザーの読みやすさ」や「実装時の整合性」をロジカルに説明することの重要性を実感しました。デベロッパーを巻き込んでカラーシステムを定義した経験は、実務に通じる確かな手応えとなりました。
ハイレベルなチーム環境からの学びと成長
経験豊富なデザイナー陣との協働を通じて、アイディア出しの広がりやスピーディーな画面設計プロセスから大きな刺激を受けました。自身の強みである色彩設計・言語化能力でチームに貢献しつつ、他メンバーの思考プロセスを吸収することで、チーム制作ならではの相乗効果を体感できたプロジェクトです。














